前田稲荷神社。前田地区の先祖が伏見稲荷神社を勧請
前田稲荷神社の概要
前田稲荷神社は、狭山市下奥富にある前田稲荷神社です。前田稲荷神社は、前田地区の先祖が天保14年(1843)に京都伏見稲荷神社へ参詣、神璽を拝領して創建したといいます。
社号 | 前田稲荷神社 |
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祭神 | 正一位稲荷大明神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 狭山市下奥富1752-2 |
祭日 | 初午二月十一日 星祭十二月(冬至に近い日曜日) |
備考 | - |
前田稲荷神社の由緒
前田稲荷神社は、前田地区の先祖が天保14年(1843)に京都伏見稲荷神社へ参詣、神璽を拝領して創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による前田稲荷神社の由緒
(下奥富村)
記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による前田稲荷神社の由緒
記載なし(「埼玉の神社」より)
境内掲示による前田稲荷神社の由緒
天保十四年(一八四三)前田地区の先祖が、はるばる京都伏見稲荷大社におもむき、御神璽を奉して当地方の五穀豊穣と家内安全、繁栄を念願して、ご分身のお墨付きをお祀りしたのがこの神社です。
当社の御神威はあらたかにして、当時は遠隔の地より参拝者があり、そうとう賑わっていました。
稲荷神社安鎮之証書によると本証書は山城国紀伊郡(京都伏見)伏見稲荷大社より奉授されたもので、当時の本宮祀官は正四位松本筑後守で、この神官より武蔵国入間郡下奥富村、村中鎮守として、世話人に授けられたものです。
また覚書にはこの時伏見稲荷大社に奉納した金額は壱両弐歩、天保十四年二月六日と記されています。
祭神 正一位稲荷大明神
祭事 初午二月十一日 星祭十二月(冬至に近い日曜日)
平成二十四年九月吉日(奥富地区ふるさとづくり実行委員会掲示より)
前田稲荷神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿