常楽寺。武州寄居七福神の恵比寿神
常楽寺の概要
真言宗智山派寺院の常楽寺は、五眼山密嚴院と号します。常楽寺は、鎌倉時代末期に日存(永和2年1376年寂)が開基となり開創したと伝えられます。武州寄居七福神の恵比寿神です。
山号 | 五眼山 |
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院号 | 密嚴院 |
寺号 | 常楽寺 |
住所 | 寄居町赤浜915 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 釋迦牟尼佛像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常楽寺の縁起
常楽寺は、鎌倉時代末期に日存(永和2年1376年寂)が開基となり開創したと伝えられます。
境内掲示による常楽寺の縁起
常樂寺
当寺は五眼山、密嚴院、常樂寺といい、開山は鎌倉末期と伝えられ、真言宗智山派に属しています。
ご本尊は行基作、大日如来で昼夜の別なく智慧の光明をそそぎ功徳をあたえます。脇に薬師如来、閻魔王、馬頭観音をまつり、お薬師さまは、病気平癒に、閻魔王は地獄の救い手として、今日もなお篤く信仰されています。特に閻魔王は、この世の嘘、悪行を隠さず映し出す「浄ハリの鏡」「エンマ帳」をもつ珍しいものです。
恵比寿神
恵比寿神は、右手に釣竿、左手に鯛をかかえたお姿をし、円満の福相は、「エビス顔」として、笑いの極致とされています。
漁業、農業、商業などでその年の商売繁昌家門繁栄と清廉度量の福運を授けます。
当地では、特に正月の「二十日えびす」として信仰され、昔から人々に恵みをもたらしてきた律儀な福の神として崇拝されています。(武州寄居七福神霊場会・寄居町観光協会掲示より)
新編武蔵風土記稿による常楽寺の縁起
(男衾郡赤濱村)
常楽寺
新義眞言宗、江戸愛宕下眞福寺末、五眼山密嚴院と號す本尊大日の像、行基の作なり、開基日存永和二年三月二十一日化す、
稲荷社。文禄四年十壮榮興勧請す、
天神社。正保元年住僧興譽の勧請なり、
閻魔堂(新編武蔵風土記稿より)
常楽寺の周辺図