西蔵院|台東区根岸にある真言宗智山派寺院

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圓明山西蔵院|時雨岡不動堂、荒川辺八十八ヶ所

西蔵院の概要

真言宗智山派寺院の西蔵院は、圓明山宝福寺と号します。天正19年(1591)の書類に記載があることから江戸幕府開府以前の創建と考えられます。江戸時代、当地周辺は時雨岡と呼ばれ、当寺にあった不動堂は時雨岡不動堂と称されていた他、根岸の三木といわれた御行の松が著名であったといいます。荒川辺八十八ヶ所霊場2番札所です。

西蔵院
西蔵院の概要
山号 圓明山
院号 西蔵院
寺号 宝福寺
住所 台東区根岸3-12-38
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 荒川辺八十八ヶ所霊場2番札所、もと寿三島神社別当



西蔵院の縁起

西蔵院の創建年代は不詳ですが、天正19年(1591)の書類に記載があることから江戸幕府開府以前の創建と考えられます。江戸時代には金杉村の石稲荷社、三島社(現寿三島神社元三島神社)、三嶽社、第六天社の別当寺を勤めていたといいます。

「下谷區史」による西蔵院の縁起

西蔵院(中根岸町二六番地)
京都智積院末、圓明山法福寺と號す。本尊大日如来。起立の年月は詳でないが、天正十九年の上野郷水帳にその名が見ゑているといひ、又近年土中より康安二年の文字ある板碑を発見したといふから、その古寺なることが察せられる。開山は法印平眞。(寂年未詳)中興は第二十世法印祐水。(文政二年八月二十一日寂)神佛分離以前は三島神社の別當であつたが、今は時雨岡不動堂及び釋迦堂を換地してゐる。そして當寺の弘法大師は府内二十一箇所の第十一番であつた。(「下谷區史」より)

新編武蔵風土記稿による西蔵院の縁起

(金杉村)西蔵院
新義真言宗、足立郡本木村吉祥院末、圓明山宝福寺と号す。本尊大日。開山平真と云、寂年を失ひたれと天正19年、上野郷の水帳にも寺号を載たれは古き寺なり。浅草田原町続に祀る三島明神(寿三島神社)の別当寺なり。
稲荷社。
護摩堂。(新編武蔵風土記稿より)


西蔵院の周辺図