陶首稲荷神社|小名木村の又兵衛が当地開拓の際に創建
陶首稲荷神社の概要
陶首稲荷神社は、江東区東砂にある稲荷神社です。陶首稲荷神社は、小名木村の又兵衛が当地開拓の際の寛永年間(1624-1644)に創建、又兵衛新田村・中田新田・大塚新田の鎮守となったといいます。
社号 | 稲荷神社 |
---|---|
祭神 | 宇迦之御魂命 |
相殿 | 金比羅大神・秋葉大神 |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 江東区東砂2-14-5 |
備考 | 旧又兵衛新田村の鎮守 |
陶首稲荷神社の由緒
陶首稲荷神社は、小名木村の又兵衛が当地開拓の際の寛永年間(1624-1644)に創建、又兵衛新田村・中田新田・大塚新田の鎮守となったといいます。当地近くには墓域があり、又兵衛新田村天台宗稲荷山永福寺(木母寺末)跡と推定できます。
新編武蔵風土記稿による陶首稲荷神社の由緒
又兵衛新田
稲荷社
当村及び中田新田、大塚新田の鎮守とせり。金比羅秋葉を相殿とす。(新編武蔵風土記稿より)
「江東区の民俗城東編」による陶首稲荷神社の由緒
陶首稲荷神社
『南着飾郡神社要覧』によれば、寛永年間(一六二四~四四)初め、小名木村の又兵衛という者がこの地を開発し、今の地に祠を建て、三神を合せ祀り、産土神とした。殿内の古い額に陶首稲荷と神号があったという。『新編武蔵風土記稿』巻之二五によれば、この社は又兵衛新田及び中田新田、大塚新田の鎮守であるという。戦災で焼失し、昭和二九年に再建された。(「江東区の民俗城東編」より)
陶首稲荷神社の周辺図