医王山龍光寺|南葛八十八ヶ所、荒川辺八十八ヶ所
龍光寺の概要
真言宗智山派寺院の龍光寺は、医王山と号します。龍光寺は、弘治2年(1556)に僧元栄が、江戸横山町に創建、後当地へ移転したといいます。南葛八十八ヶ所霊場46番、荒川辺八十八ヶ所霊場74番札所です。
山号 | 医王山 |
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院号 | - |
寺号 | 龍光寺 |
住所 | 江東区亀戸3-56-14 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍光寺の縁起
龍光寺は、弘治2年(1556)に僧元栄が、江戸横山町に創建、後当地へ移転したといいます。
新編武蔵風土記稿による龍光寺の縁起
新義真言宗寺嶋村蓮花寺末、薬王山ト号ス。
本尊薬師ハ恵心ノ作ト云。
開山元栄、年ヲ伝ヘス。
弘治2年起立ト云。古ハ江戸横山町ニアリシヲ後ココニ移レリ。(新編武蔵風土記稿より)
「江東区の民俗城東編」による龍光寺の縁起
龍光寺
『新編武蔵風土記稿』巻之二四によれば、本尊薬師は恵心作、起立は弘治二年(一五五六)で開山は元栄。江戸横山町にあったが後にこの地に移るという。『城東区史稿』によれば、元和のころ、真田幸村の家来成川仁右衛門忠幸という侍が大坂城落城後一族をひきつれて、押上村に居住し、寛永元年(一六二四)亀戸村に日夜信仰する薬師如来を本尊として寺を建立したのが始まりという。戦災により本尊をなくし、多聞寺から十一両観音菩薩を譲り受けたという。(「江東区の民俗城東編」より)
龍光寺所蔵の文化財
- 石造五輪塔寛永14年在銘(江東区登録文化財)
- 石造宝篋印塔寛永5年在銘(江東区登録文化財)
- 厄除弘法大師標柱明和7年在銘
龍光寺の周辺図