大和町八幡神社|源義家が当地で祭祀、大場村鎮守
大和町八幡神社の概要
大和町八幡神社は、中野区大和町にある八幡神社です。大和町八幡神社は、奥州征伐に際して源義家が永承年間(1046-1052)に当地で祭祀を行った地だといい、天喜4年(1056)に村民が八幡社を創建、当地の鎮守としたといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別尊 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社 |
祭日 | 例祭日8月25日 |
住所 | 中野区大和町2-30-3 |
備考 | 旧大場村鎮守、やはた幼稚園 |
大和町八幡神社の由緒
大和町八幡神社は、奥州征伐に際して源義家が永承年間(1046-1052)に当地で祭祀を行った地だといい、天喜4年(1056)に村民が八幡社を創建、当地の鎮守としたといいます。
新編武蔵風土記稿による大和町八幡神社の由緒
(上沼袋村枝郷大場村)
八幡社
除地、四段、村の中程にあり、小社にて九尺四方の上屋あり、拝殿二間半に二間南向、本地佛十一面観音の画像を掲ぐ、拝殿をさること三十間許にして鳥居をたつ、両側に松杉の並木あり、上沼袋村清谷寺の持なり。
稲荷社
八幡宮の西にあり、一間四方の社にして南向、村の持。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による大和町八幡神社の由緒
永承年間(一〇四六-五二)奥羽地方征討の途中の源義家が、高台のこの地で京都石清水八幡宮を遥拝祭儀を行なった。義家を慕い同八幡宮を信仰した村人たちが、天喜四年(一〇五六)ここに同八幡宮の御神霊を勧請して八幡神社を造営したと伝えられ、以後地域の鎮守として崇敬されてきた。社殿は昭和三年の改築と新しいが、貞享二年(一六八五)の地蔵尊像、宝暦十一年(一七六二)の手洗盤、文政十三年(一八三〇)の狛犬一対、文久三年(一八六三)の石燈籠等古いものが残る。(境内掲示より)
大和町八幡神社の周辺図