大谷山昌福寺。足立新秩父三十四ヶ所霊場
昌福寺の概要
曹洞宗寺院の昌福寺は、大谷山と号します。昌福寺は、沖ノ上村智光三郎四郎(永正7年1510年没)が開基となり、喜翁祖瑞(天文5年1536年寂)を開山として明応5・6年(1496・7)に創建、江戸期には徳川家光より寺領10石の御朱印状を拝領したといいます。足立新秩父三十四ヶ所霊場初番です。
山号 | 大谷山 |
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院号 | - |
寺号 | 昌福寺 |
本尊 | 釈迦如来像 |
住所 | 上尾市弁財2-11-2 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
昌福寺の縁起
昌福寺は、沖ノ上村智光三郎四郎(永正7年1510年没)が開基となり、喜翁祖瑞(天文5年1536年寂)を開山として明応5・6年(1496・7)に創建、江戸期には徳川家光より寺領10石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による昌福寺の縁起
(辨財村)
昌福寺
大谷山と號す、曹洞宗、入間郡澁井村蓮光寺末、本尊釋迦を安せり、開山は喜翁瑞和尚天文五年九月十七日寂す、開基は隣村・沖之上村里正権左衛門が先祖、友光三郎永正七年十二月四日卒す、寺領十石の御朱印は慶長二年賜へり。
衆寮。
撞鐘。本堂の軒にかく、安永五年鑄造す。
妙義社。
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眞祟寺
同宗、昌福寺末、雷電山と號す、今は住僧もなくして廢寺のごとし。
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東陽寺蹟
同寺の末なりしが廢寺となり、今は跡のみのこれり。(新編武蔵風土記稿より)
「上尾の神社・寺院」による昌福寺の縁起
開山は喜翁祖瑞で天文5年(1536)寂。開基は沖ノ上村智光三郎四郎で永正7年(1510)没。創建年代は寺伝によれば明応5・6年(1496・7)という。(「上尾の神社・寺院」より)
昌福寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「上尾の神社・寺院」(上尾市教育委員会)