醫王山寶蔵寺。上尾市原市にある真言宗智山派寺院
寶蔵寺の概要
真言宗智山派寺院の寶蔵寺は、醫王山成願院と号します。寶蔵寺は、嘉暦2年(1327)に不動堂として草創、延文4年(1359)山城国より成賢を迎えて醫王山寶蔵寺として開山したといいます。江戸期には原市愛宕神社の別当を勤めていました。
山号 | 醫王山 |
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院号 | 成願院 |
寺号 | 寶蔵寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 上尾市原市3659 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寶蔵寺の縁起
寶蔵寺は、嘉暦2年(1327)に不動堂として草創、延文4年(1359)山城国より成賢を迎えて醫王山寶蔵寺として開山したといいます。江戸期には原市愛宕神社の別当を勤めていました。
新編武蔵風土記稿による寶蔵寺の縁起
(原市村)寶蔵寺
新義真言宗、山城國醍醐無量壽院の末、醫王山と號す、開山を成賢と云、嘉暦二年二月朔日寂す、本尊は薬師なり。(新編武蔵風土記稿より)
「上尾の神社・寺院」による寶蔵寺の縁起
「新編武蔵風土記稿」によると、開山は成賢で、嘉暦2年(1327)寂。「伝燈奉告文」(昭和57年9月4日医王山成願院寶蔵寺第13世住職和伸筆)によれば、嘉暦2年開創当初不動堂と称し、のち延文4年(1359)山城国より成賢を迎え、現在の山、院、寺号とした。のち衰微したが、元和3年(1617)賢仁の出ずるに及んで復興。昭和57年新幹線のため、現在地(前のやや南)に新本堂、庫裏、客殿、墓地を新築。(「上尾の神社・寺院」より)
寶蔵寺所蔵の文化財
- ラカンマキ(市指定天然記念物)
寶蔵寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「上尾の神社・寺院」(上尾市教育委員会)