小谷山東栄寺。上尾市中分にある曹洞宗寺院
東栄寺の概要
曹洞宗寺院の東栄寺は、小谷山と号します。東栄寺は、矢部甚右衛門(慶安3年1650年没)が開基となり、澁井村蓮光寺9世麓庵(寛永18年1641年寂)が開山したといいます。
山号 | 小谷山 |
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院号 | - |
寺号 | 東栄寺 |
本尊 | 釈迦牟尼仏像 |
住所 | 上尾市中分3-90-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
東栄寺の縁起
東栄寺は、矢部甚右衛門(慶安3年1650年没)が開基となり、澁井村蓮光寺9世麓庵(寛永18年1641年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による東栄寺の縁起
(中分村)東榮寺
禅宗曹洞派、入間郡澁井村蓮光寺末小谷山と號す、開山を麓庵と云、本寺第九世の僧にて寛永十八年五月二十三日示寂す、村民定右衛門が先祖矢部甚右衛門といへるもの開基せりと、慶安三年八月十九日歿す、謚して徳圓浄本居士と云、本尊釋迦を安置す。
大鐘。客殿の軒にかく、享保六年鑄造の鐘なり。
観音堂。惠心の刻める正観音を安ず、側に長一尺三寸許の観音を置り、是は天平年中行基菩薩彫刻せしを以て天平観音と呼べりといへど、其正しき據とすべきことなければ疑ふべきなり。
辨天社。
天神社。(新編武蔵風土記稿より)
「上尾の神社・寺院」による東栄寺の縁起
開山は麓庵(本寺9世)で、寛永18年(1641)寂。開基は村民定右衛門の先祖矢部甚右衛門で慶安3年(1650)没。(「上尾の神社・寺院」より)
東栄寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「上尾の神社・寺院」(上尾市教育委員会)