根岸台観音堂。元和2年建立
根岸台観音堂の概要
真言宗智山派寺院の根岸台観音堂は、朝霞市根岸台にある観音堂です。根岸台観音堂は、元和2年(1616)建立と伝えられ、金剛寺が所有、台雲寺が管理しているといいます。
山号 | - |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 観音堂 |
本尊 | - |
住所 | 朝霞市根岸台 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
根岸台観音堂の縁起
根岸台観音堂は、元和2年(1616)建立と伝えられ、金剛寺が所有、台雲寺が管理しているといいます。
新編武蔵風土記稿による根岸台観音堂の縁起
(台村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「朝霞市史」による根岸台観音堂の縁起
根岸台地区・台雲寺
なお、根岸台五丁目、日英寺前の三叉路にある馬頭観音は元和二(一六一六)年建立と伝え、本尊に聖観音と馬頭観音を祀っているが、今もって管理は台雲寺で、所有が金剛寺と複雑なあり方をみせている。これは、台雲寺による金剛寺兼務時代の名残ともいえるが、大正十年に金剛寺が独立再興を遂げた際、もともとの管理所有者にあたる金剛寺側へ移管替をはかろうとしたところ、次から次へと役員が病気になったり亡くなったりしてしまい、これはそのせいだという話になり、暗中模索の末、管理のみを台雲寺でそのまま請け負うことになったためである。その後も、道路拡張にともない、何度か移転の話が出たりしたが、そのたびごとに悪いことが起こり、檀家間でも現状維持との声が高く、今にいたっている。また、不随して「左ヒキマタ(志木)・右台村」と刻んだ道標もあった。(「朝霞市史」より)
根岸台観音堂の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「朝霞市史」