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犬塚御嶽神社。行田市犬塚の神社、旧犬塚村鎮守

犬塚御嶽神社の概要

犬塚御嶽神社は、行田市犬塚にある御嶽神社です。犬塚御嶽神社の創建年代や由緒については不詳ですが、新編武蔵風土記稿によると、蔵王権現社と称し、犬塚村の鎮守社であったといいます。明治4年に村社に列格、明治40年犬塚谷田の愛宕社、十二社天神、犬塚台の愛宕神社、犬塚西新井の雷電社を合祀、御嶽神社と改称しています。

犬塚御嶽神社
犬塚御嶽神社の概要
社号 御嶽神社
祭神 大己貴命、少彦名命
相殿 -
境内社 稲荷社
祭日 雹祭り3月9日、例大祭4月10日前後の日曜日
住所 行田市犬塚1406
備考 旧犬塚村鎮守、旧村社



犬塚御嶽神社の由緒

犬塚御嶽神社の創建年代や由緒については不詳ですが、新編武蔵風土記稿によると、蔵王権現社と称し、犬塚村の鎮守社であったといいます。明治4年に村社に列格、明治40年犬塚谷田の愛宕社、十二社天神、犬塚台の愛宕神社、犬塚西新井の雷電社を合祀、御嶽神社と改称しています。

新編武蔵風土記稿による犬塚御嶽神社の由緒

(犬塚村)蔵王権現社
村の鎮守なり。光照院持。下五社(稲荷社二宇・十二天宮・愛宕社・雷電社と共に)持同じ(新編武蔵風土記稿より)

埼玉県神社庁「埼玉の神社」による犬塚御嶽神社の由緒

御嶽神社<南河原村犬塚一四〇六(犬塚字南耕地)>
当地は妻沼低地の東部に位置する。
社記に「永正八辛未年春三月化来の僧在り里人に告て日く予は諸国経歴する所の者なり当に此の地に於て予か旧願を満てしむへしと地を選み方を定めて注連を引き奉幣して蔵王権現を勧請せり此れ本村加藤氏の本願に因て自他の助力ある所以なり」とある。
『風土記稿』に「蔵王権現社 村の鎮守なり、光照院持」とあり、真言宗蔵王山光照院が別当であった。
社記にある加藤氏とは、斎藤家と並び当地の名主であり、今に「加藤本家」と呼ばれる旧家である。同家の先祖は京都の出身で藤原氏であると伝える。
現在の本殿は春日造りであるが、造営等不詳である。本殿内の神璽筥裏の墨書に「明治二歳次己巳夏五月御嶽大神蔵王権現改号忍藩神佛混淆改岡村阿曽美真龍調役清水圭太郎立会名主加藤栄之助(以下六名略)」とあり、この時、蔵王権現像を光照院に移し、新たに白幣を祀るという。この像は現在光照院本尊と共に祀られている。
明治四年に村社となり、同四〇年には谷田の愛宕社・十二社大神、台の愛宕神社、西新井の雷神社を合祀する。
祭神は大己貴命・少彦名命であり、社号は、蔵王権現と称していたが、明治二年に御嶽大神と改め、更に同四〇年現社号となる。(埼玉県神社庁「埼玉の神社」より)


犬塚御嶽神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)