高山古墳。六世紀後半に築造された前方後円墳
高山古墳の概要
高山古墳は、行田市真名板にある名所旧跡です。高山古墳は、全長90.5m、前方部の高さ7.3m、最大幅50m、後円部の高さ5.4m、直径40mの古墳で、埼玉古墳群から北東約4㎞に位置します。周辺で採集された埴輪片等から、六世紀後半の築造と考えられているといいます。
名称 | 高山古墳 |
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見どころ | 県指定史跡指定古墳 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 行田市真名板1532 |
備考 | 真名板薬師堂隣接 |
高山古墳の由来
高山古墳は、全長90.5m、前方部の高さ7.3m、最大幅50m、後円部の高さ5.4m、直径40mの古墳で、埼玉古墳群から北東約4㎞に位置します。周辺で採集された埴輪片等から、六世紀後半の築造と考えられているといいます。明治41年に真名板三ツ家の浅間社を山上に遷座しています。
埼玉県教育委員会・行田市教育委員会掲示による真名板高山古墳について
この古墳は、東西に主軸をもつ前方後円墳で、旧忍川の沖積地に向かう微高地に立地している。
現存の墳丘の大きさは、全長九十・五メートル、前方部の高さ七・三メートル、最大幅五十メートル、後円部の高さ五・四メートル、直径四十メートルである。
墳丘の形状は、かつて多量の封土が除去されたために、大きく変形している。
築造年代、埋葬施設、副葬品類については明らかではないが、周辺から採集された埴輪片等から、六世紀後半の築造と考えられている。
武蔵最大の規模を誇る埼玉古墳群は南西約四キロメートルにあるが、時期的には並行しており、その関連が注目される。(埼玉県教育委員会・行田市教育委員会掲示より)
高山古墳の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿