小岩井神社。飯能市小岩井の神社

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小岩井神社。天神社と称して正保元年創建

小岩井神社の概要

小岩井神社は、飯能市小岩井にある神社です。小岩井神社は、天神社と称して正保元年(1644)に創建、小岩井村字下火中の鎮守として祀られていたといいます。明治維新後の社格制定に際して明治5年村社に列格、明治45年字中丸村社神明社、字宮下村社白鬚神社、字元山村社神明社を合併、小岩井神社と改称しています。

小岩井神社
小岩井神社の概要
社号 小岩井神社
祭神 菅原道真、大日孁貴尊、猿田彦命
相殿 -
境内社 日吉神社、稲荷神社
祭日 -
住所 飯能市大字小岩井169
備考 -



小岩井神社の由緒

小岩井神社は、天神社と称して正保元年(1644)に創建、小岩井村字下火中の鎮守として祀られていたといいます。明治維新後の社格制定に際して明治5年村社に列格、明治45年字中丸村社神明社、字宮下村社白鬚神社、字元山村社神明社を合併、小岩井神社と改称しています。

新編武蔵風土記稿による小岩井神社の由緒

(小岩井村)
山王社
大光院の持、
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天神社
持前にをなじ、例祭二月廿五日にて、小名下火の鎮守、
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白髭社
村民持、例祭九月廿九日、日貫の鎮守なり、
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神明社
村民持、例祭九月廿九日、釜入の鎮守なり(新編武蔵風土記稿より)

「埼玉の神社」による小岩井神社の由緒

小岩井神社<飯能市小岩井一六九-乙(小岩井字下火中)>
当社は、入間川右岸に位置する小岩井地区の小字で、下火中と称する地に鎮座する。神社裏手に山をひかえ、境内には樹齢三〇〇年ほどの杉や松が立ち並び、前面には下火中の全景が開け、鎮守たるにふさわしい景観を見せている。
『風土記稿』には小岩井村に祀る各神社について、「山王社 大光院の持、天神社 持前にをなじ、例祭二月廿五日にて、小名下火中の鎮守、白髭社 村民持、例祭九月廿九日、日貫の鎮守なり、神明社 村民持、例祭九月廿九日、釜入の鎮守なり」と記す。
当社の由緒は『明細帳』に、「正保元申年二月二十五日勧請ス其節社殿造営ス棟札現存セリ、明治五年社格御取調ノ節村社書上済、明治四十年五月九日、同町大字同字中丸村社神明社、字宮下村社白鬚神社、字元山村社神明社ヲ合併ス、同時ニ元菅原神社ト称セシヲ小岩井神社ト改称ス」とある。往時の別当は本山修験である篠井村観音堂配下の梅林山大光院が務めたが、神仏分離により復飾して神職となり梅林と姓を名乗り奉仕するようになった。更に、大正一三年以後、宮原家がこれに代わりその職を継いでいる。
主祭神は菅原道真公である。神明造りの本殿は明治二一年の建立であり、内陣には、天神座像を安置する。境内末社には日吉神社(正保元年創建)・稲荷神社があり、境内西側の隣接地に山の神がある。(「埼玉の神社」より)

飯能市史資料編による小岩井神社の由緒

小岩井神社(飯能市大字小岩井字下火中169)
明細帳、報告書によれば当社は、正保元年(1644)2月15日勧請し、社殿を造営した。古くは菅原神社と称した。明治5年村社に列し、同40年5月9日大字小岩井字中丸村社神明社、同字宮下村社白鬚神社、同字元山神明社の3社を合祀し、社号を小岩井神社と改称した。(飯能市史資料編より)


小岩井神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「埼玉の神社」
  • 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」