弥勒山永昌寺。修験長徳寺の住職が隠居後に創建
永昌寺の概要
曹洞宗寺院の永昌寺は、弥勒山と号します。永昌寺は、芦苅場にあった修験長徳寺の住職良快(寛永14年1609年寂)が長徳寺を退隠後、長徳寺境内に当寺を建立、能仁寺七世大庵文廣(寛永12年1607年寂)が開山したといいます。
山号 | 弥勒山 |
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院号 | - |
寺号 | 永昌寺 |
本尊 | 弥勒菩薩像 |
住所 | 飯能市芦苅場389 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
永昌寺の縁起
永昌寺は、芦苅場にあった修験長徳寺の住職良快(寛永14年1609年寂)が長徳寺を退隠後、長徳寺境内に当寺を建立、能仁寺七世大庵文廣(寛永12年1607年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による永昌寺の縁起
(蘆苅場村)
永昌寺
彌勒山と號す、曹洞宗飯能村能仁寺末、本尊彌勒を安ず、開山は能仁寺七世大庵文廣寛永十二年八月廿八日寂す、開基良快同十四年七月十九日歿す、良快は長徳寺の先代にて、則其寺除地の内へこの一寺を建立せしと云ふ(新編武蔵風土記稿より)
飯能市史資料編による永昌寺の縁起
永昌寺(飯能市大字芦苅場字堂ノ根389番地)
「開山は能仁寺七世大庵文廣寛永十二年(1635)八月廿八日寂す、開基良快同十四年(1637)七月十九日没す」(新風記)とあり、同時に良快は長徳寺の先代とある。この長徳寺は同村内の修験の寺ですでに廃寺となっている。(飯能市史資料編より)
永昌寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」