心応寺。加治豊後守貞継開基
心応寺の概要
曹洞宗寺院の心応寺は、萬壽山と号します。創建年代は不詳ですが、鎌倉時代の草創、開基は加治豊後守貞継(応永3年1396年寂)と伝えられています。その後、天正の頃(1573-1591)能仁寺3世材室天良が当寺を改修、材室天良を当寺開山としています。江戸期には地蔵堂領として4石の朱印状を拝領しています。
山号 | 萬壽山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 心応寺 |
本尊 | 釈迦如来像 |
住所 | 飯能市原町277 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
心応寺の縁起
心応寺の創建年代は不詳ですが、鎌倉時代の草創、開基は加治豊後守貞継(応永3年1396年寂)と伝えられています。その後、天正の頃(1573-1591)能仁寺3世材室天良が当寺を改修、材室天良を当寺開山としています。江戸期には地蔵堂領として4石の朱印状を拝領しています。
新編武蔵風土記稿による心応寺の縁起
心応寺
萬壽山と号す。前に同宗同末(飯能村曹洞宗能仁寺)なり。開山能仁寺3世材室天良、天正18年11月17日寂す。本尊釈迦を安ず。慶安年中地蔵堂領4石の御朱印を賜はる。地蔵は木の坐像にて長7寸2分。(新編武蔵風土記稿より)
飯能市史資料編による心応寺の縁起
鎌倉時代草創の寺といわれ、飯能市最古の嘉禎4年(1238)の板碑がある。開基は中居の宝蔵寺とともに加治豊後守貞継といわれ、応永3年(1396)に没している。その後天正の頃(1573-1591)能仁寺3世材室天良が堂宇を改修して禅道場を完成した。この材室天良を開山としている。(飯能市史資料編より)
心応寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」