福徳山建光寺。日高市新堀にある天台宗寺院
建光寺の概要
天台宗寺院の建光寺は、福徳山地福院と号します。建光寺の創建年代等は不詳ながら、僧尊慶が寛永11年(1634)に中興したと伝えられます。当寺の地蔵尊は子育地蔵、延命地蔵として崇められ、安産の折にはその御礼として、米一升を御供えとして捧げる習わしがあるそうです。
山号 | 福徳山 |
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院号 | 地福院 |
寺号 | 建光寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 日高市新堀580 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 稲野辺神社・神明社のもと別当寺 |
建光寺の縁起
建光寺の創建年代等は不詳ながら、僧尊慶が寛永11年(1634)に中興したと伝えられます。当寺の地蔵尊は子育地蔵、延命地蔵として崇められ、安産の折にはその御礼として、米一升を御供えとして捧げる習わしがあるそうです。
新編武蔵風土記稿による建光寺の縁起
建光寺
福徳山地福院と号す。天台宗、入間郡仙波中院末なり。開山詳ならず。中興は尊慶寛保9年5月22日寂す。本尊阿弥陀を安ず。
地蔵堂。
延命地蔵を安ず。坐像にて長7寸、行基作なりと云。
古碑
境内にあり、康安2壬寅年8月、時正(道法逆修)と彫す。何人なるや詳ならず。(新編武蔵風土記稿より)
日高市掲示による建光寺の縁起
建光寺は、福徳山地福院建光寺と称し、川越市内の天台宗仙波中院の末寺である。本尊に阿弥陀如来像(坐高49.5cm)を安置している。当時の創立年代等は不詳であるが、境内にある墓碑には、寛永11年(1634)僧尊慶建光寺を中興、承応3年(1654)9月10日入寂と記されている。
そのほか境内には地蔵堂があり、地蔵菩薩像(坐高26.4cm)を安置している。この地蔵菩薩像は子育地蔵、延命地蔵として崇められ、特に安産の折にはその御礼として、米一升を御供えとして捧げる習わしがある。毎年8月23日を縁日として現在でも近在の人々のお参りでにぎわい、建光寺のお地蔵様として親しまれている。(日高市掲示より)
建光寺の周辺図