寶雲山瀧泉寺。武蔵野三十三観音霊場
瀧泉寺の概要
真言宗智山派寺院の瀧泉寺は、寶雲山と号します。創建年代は不詳ですが、萬寿元年(1024)の創建と伝えられます。観音堂領として慶安2年に9石の御朱印状を拝領しています。武蔵野三十三観音霊場28番、高麗三十三ヶ所霊場28番、武州八十八所霊場86番です。
山号 | 寶雲山 |
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院号 | - |
寺号 | 瀧泉寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 日高市横手79-1 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 武蔵野三十三観音霊場28番、高麗三十三ヶ所霊場28番 |
瀧泉寺の縁起
瀧泉寺の創建年代は不詳ですが、萬寿元年(1024)の創建と伝えられます。観音堂領として慶安2年に9石の御朱印状を拝領しています。
新編武蔵風土記稿による瀧泉寺の縁起
龍泉寺
寶雲山観音院と号す。新義真言宗、京都小室仁和寺の末なり。本尊不動を安ず。慶安2年観音堂領9石の御朱印を賜ふ。当寺は萬寿元年の草創なりと云。開山開基を傳へず。古き過去帳に、大般若及天台四教共に箱入、小田原落城の節松田左馬助茲に納むとあり。此大般若天台四教、皆いづれも散逸して今はつたへずと云。
観音堂。
萬寿2年造立すと云傳ふ。観音木の坐像長1尺4寸、脇立不動毘沙門木の立像長1尺5寸、28部衆木の立像1尺5分、風神雷神木の立像長5寸5分、ともに熱田の作と云。その名詳ならず、総てこれを空殿のうちに安ぜるなり。(新編武蔵風土記稿より)
瀧泉寺の周辺図