大薬寺。大類氏の菩提寺、中武蔵七十二薬師
大薬寺の概要
真言宗智山派寺院の大薬寺は、瑠璃光山薬王院と号します。大薬寺の創建年代等は不詳ながら、当地周辺は中世に活躍した児玉党の一族大類氏の館跡があり、当寺は大類氏の菩提寺だったといいます。中武蔵七十二薬師4番です。
山号 | 瑠璃光山 |
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院号 | 薬王院 |
寺号 | 大薬寺 |
住所 | 毛呂山町大類112 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大薬寺の縁起
大薬寺の創建年代等は不詳ながら、当地周辺は中世に活躍した児玉党の一族大類氏の館跡があり、当寺は大類氏の菩提寺だったといいます。
新編武蔵風土記稿による大薬寺の縁起
(大類村)
大薬寺
新義眞言宗、今市村法恩寺の末、瑠璃光山薬王院と稱す、本尊は立像の薬師、(新編武蔵風土記稿より)
「入間郡誌」による大薬寺の縁起
大薬寺
神明臺にあり。法恩寺に屬す。寺堂焼失後の假舎にして、見るに足らずと雖、恐らくは此邊古の大類氏の居趾にあらざるか、附近に馬場、矢場(矢場イ方と呼ぶ)等の小名あり。土居の跡も近年まで存したりきと云ふ。(「入間郡誌」より)
大薬寺の周辺図