稲林山光明寺。春日部市大場にある真言宗智山派寺院
光明寺の概要
真言宗智山派寺院の光明寺は、稲林山と号します。光明寺は、裕意上人が永正11年(1514)に開山、江戸期には観音堂を有していたといいます。
山号 | 稲林山 |
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院号 | - |
寺号 | 光明寺 |
住所 | 春日部市大場1283 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光明寺の縁起
光明寺は、裕意上人が永正11年(1514)に開山、江戸期には観音堂を有していたといいます。
境内石碑による光明寺の縁起
光明寺本堂客殿庫裡落慶記念碑
稲林山光明寺は、永正十一年(西暦一五一四)新義真言宗として裕意上人の開山された寺で、阿弥陀如来を御本尊とし当時は観音堂を擁し観音信仰の場でありました。旧本堂は嘉永七年六月(西暦一八五四)に建立され、以来大正十二年九月の関東大震災にも倒壊をまぬがれ百二十七年の間檀徒のみなさんの敬虔な信仰と厚い護持の精神により、幾多の困難な時代を克服し法灯を守り継いできたのであります。しかし時代の経過と共に堂宇の損傷激しく、今後の趨勢を勘案し新本堂を発願した次第であります。(境内石碑より抜粋)
新編武蔵風土記稿による光明寺の縁起
(埼玉郡大場村)
光明寺
新義眞言宗、粕壁宿最勝院の末、稲林山と號す、開山祐意永正十一年示寂、本尊阿彌陀春日の作、
觀音堂。古は行基の刻る彌勒の像を安ぜしゆへ、彌勒堂と云しが其後焼失せし頃より觀音を安じ、唱へもかはれりと云、(新編武蔵風土記稿より)
光明寺の周辺図