的場御嶽山神社。川越市的場の神社

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的場御嶽山神社。的塚と呼ばれていた小高い塚

的場御嶽山神社の概要

的場御嶽山神社は、川越市的場にある御嶽山神社です。的場御嶽山神社の創建年代等は不詳ながら、的塚と呼ばれていた小高い塚の上に祀られています。御嶽山神社・八海山大神・三笠山神社に普寛霊神(享和元年1801年没)・覚明霊神(天明6年1786年没)を祀っていることから、御嶽講(御嶽教)に関わりのある社と思われます。普寛霊神(行者)は、秩父大滝(落合)出身で、木曽御嶽山や八海山、上州武尊山などを開山、また御嶽講社の結衆に尽力し、江戸を中心として関東地方一帯に広く御嶽信仰を押し広めた行者です。生家は御嶽普寛神社となっています。

的場御嶽山神社
的場御嶽山神社の概要
社号 御嶽山神社
祭神 国常立尊・大己貴命・少彦名命(御嶽神社の祭神)
相殿 -
境内社 -
祭日 -
住所 川越市的場2415
備考 -



的場御嶽山神社の由緒

的場御嶽山神社の創建年代等は不詳ながら、的塚と呼ばれていた小高い塚の上に祀られています。御嶽山神社・八海山大神・三笠山神社に普寛霊神(享和元年1801年没)・覚明霊神(天明6年1786年没)を祀っていることから、御嶽講(御嶽教)に関わりのある社と思われます。普寛霊神(行者)は、秩父大滝(落合)出身で、木曽御嶽山や八海山、上州武尊山などを開山、また御嶽講社の結衆に尽力し、江戸を中心として関東地方一帯に広く御嶽信仰を押し広めた行者で、その生家は御嶽普寛神社となっています。

「入間郡誌」による的場御嶽山神社の由緒

的場
傳へ言ふ。大導寺駿河守、隣里上戸の城にありし時、此邊に弓銃の的場ありしと、的塚と稱するもの曾て存せしと云へり。(中略)。的塚の塚上には御岳山を祭る。(「入間郡誌」より)

新編武蔵風土記稿による的場御嶽山神社の由緒

(的場村)
的塚
村の北にあり、塚は二畝廿五歩の地なり、高さ二間、草木茂生せり (新編武蔵風土記稿より)


的場御嶽山神社の周辺図