小仙波貝塚|縄文時代前期の貝塚
小仙波貝塚の概要
小仙波貝塚は、川越市にある名所旧跡です。小仙波貝塚は、(世界的な温暖化現象により)縄文海進が進んだ縄文時代前期に築かれた貝塚です。当時は東京湾が当地付近まで浸食していたことから、富士見市(水子貝塚公園)などでも貝塚が発見されています。
名称 | 小仙波貝塚 |
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みどころ | 市指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 川越市小仙波町15-8 |
備考 | - |
小仙波貝塚の由緒
小仙波貝塚は、(世界的な温暖化現象により)縄文海進が進んだ縄文時代前期に築かれた貝塚です。当時は東京湾が当地付近まで浸食していたことから、富士見市(水子貝塚公園)などでも貝塚が発見されています。
境内掲示による小仙波貝塚について
小仙波貝塚
小仙波貝塚は、荒川右岸の台地端上に形成された古東京湾にのぞむ最も奥の貝塚跡である。縄文時代前期の頃は北半球が温暖となり氷河がとけて海水面が上昇した時期で、川越をはじめ上福岡市・富士見市にも貝塚が確認されている。小仙波貝塚は、昭和の初期に道路建設により破壊され多くは存在しないが、現存する一部からヤマトシジミ・カキ貝が出土している。現在の指定地は、元清水が湧き出ていた場所で、この泉を中心として縄文時代前期の集落が営まれていた。縄文時代中期以降になると海は退きはじめ現在の東京湾に近づいていった。
仙波台地は、約六千年前の貝塚の残された時代から引き続いて弥生・古墳・奈良・平安の各時代の集落が形成された地域である。(川越市教育委員会掲示より)
小仙波貝塚の周辺図