青林寺。旗本前田五左衛門定良が開基
青林寺の概要
曹洞宗寺院の青林寺は、龍澤山と号します。青林寺の創建年代等は不詳ながら、旗本前田五左衛門定良(青林寺大眞覺祐)が開基となり、長福寺第6世實州全榮大和尚が曹洞宗寺院として開山したといいます。江戸時代末期には当寺大樹祖善大和尚が寺子屋を開いていました。
山号 | 龍澤山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 青林寺 |
住所 | 川越市鯨井1350 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
青林寺の縁起
青林寺の創建年代等は不詳ながら、旗本前田五左衛門定良(青林寺大眞覺祐)が開基となり、長福寺第6世實州全榮大和尚が曹洞宗寺院として開山したといいます。江戸時代末期には当寺大樹祖善大和尚が寺子屋を開いていました。
境内石碑による青林寺の縁起
當山に残る過去帳・位牌を見るに前田家の勧請以前より寺があったと思われる。位牌堂に「中興鳳林道端大和尚」(天正五年八月一五日示寂)の真牌があり、恐らく近在寺院に例のあるように中途より曹洞宗として開創されたものと思われる。
當寺は開基前田定良が亡父定久(龍澤院殿躰源義正大居士)の為に勧請し六十年以上も鯨井に知行した。
當山十八世大樹祖善大和尚は文久二年に本堂を再建立し、また寺子屋を開き、歴住墓地に筆子による筆塚がある。
大正十二年十九世實学全孝大和尚 本堂屋根を茅葺より瓦葺に改修
昭和十八年二十世大方泰山大和尚 山門移築建立(市内養壽院より)舊書院建立・・・(境内石碑より)
新編武蔵風土記稿による青林寺の縁起
(鯨井村)
青林寺
龍澤山と號す、曹洞宗長福寺末、本尊彌陀開山は本山第六世實州全榮、正保四年十月十三日寂す、開基は往昔この地の地頭前田五左衛門なり、法謚は即ち青林寺大眞覺祐とす、元和四年四月十二日卒す、(新編武蔵風土記稿より)
青林寺の周辺図