芝高木八雲神社。川口市芝高木の神社

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芝高木八雲神社。川口市芝高木の神社

芝高木八雲神社の概要

芝高木八雲神社は、川口市芝高木にある八雲神社です。芝高木八雲神社は、牛頭天王と称して安永2年(1773)大行院境内に創建、明治維新後の神仏分離により当社の祀られていた大行院地は高木村へ移管され、社号を八雲神社と改称、旧神体の牛頭天王像は大行院へ遷されたといいます。

芝高木八雲神社
芝高木八雲神社の概要
社号 八雲神社
祭神 素戔嗚尊
相殿 -
境内社 -
祭日 -
住所 川口市芝高木1-15高木町会会館
備考 -



芝高木八雲神社の由緒

芝高木八雲神社は、牛頭天王と称して安永2年(1773)大行院境内に創建、明治維新後の神仏分離により当社の祀られていた大行院地は高木村へ移管され、社号を八雲神社と改称、旧神体の牛頭天王像は大行院へ遷されたといいます。

「芝村誌」による芝高木八雲神社の由緒

八雲神社
八雲神社は字高木に在つて、祭神は素戔嗚命であるが、實は牛頭天王であつた。其の神輿の敷板に、左の如く書いてある。
夫牛頭天王神輿者安永二巳歳院主賢豊新建立之處及大破文化七午年發願主忠蔵再建企然ニ願主文化九年忠蔵死去ス跡伊三郎以世話文化十一戊六月令成就者也
右爲建立文化十酉閏十一月大生三昧修行村々へ御供米袋出ス
又別に木札があり、表には、
牛頭天王再建村内安全厄難除守護攸
正保二年六月吉日 別當 大行院
裏書には、
一、明治三午年社寺御改メノ節高瀬權少屬ノ曰牛頭天王ハ神佛混淆ニ於テハ相成ズト云ヒ其節ヨリ寺坊ヘ引取
一、牛頭天王ハ大行院境内ニ候處御一新此方引分ケ相成
大行院賢海代實家笠原新左衛門
以上の記録に見れば、天王社は、安永二年新築したもので、大行院境内にあつたのが、明治維新になつて今の所に遷した。其の後明治十年燒失の厄に遭ひ、更に大正十二年の罹災に倒れ、今の社殿は最近新築したものである。其の構造に於て、拝殿本殿共、區持の神社としては、中々立派なものである。
境内は、厄三百坪、杉の木立を圍み、将来有望の神域である。(「芝村誌」より)

新編武蔵風土記稿による芝高木八雲神社の由緒

(芝村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)


芝高木八雲神社の周辺図