龍泉寺。北足立八十八ヵ所霊場、武州足立百不動尊霊場
龍泉寺の概要
真言宗智山派寺院の龍泉寺は、大聖山広傳院と号します。龍泉寺の創建年代等は不詳ながら、正和2年(1313年)の青石塔婆が残されていることから中世創建の可能性が推測され、江戸期に尊栄法印または、慶尊(正徳6年1716年寂)が中興開山したといいます。北足立八十八ヵ所霊場66番、武州足立百不動尊霊場87番です。
山号 | 大聖山 |
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院号 | 広傳院 |
寺号 | 龍泉寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 川口市青木5-5-36 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍泉寺の縁起
龍泉寺の創建年代等は不詳ながら、正和2年(1313年)の青石塔婆が残されていることから中世創建の可能性が推測され、江戸期に尊栄法印または、慶尊(正徳6年1716年寂)が中興開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による龍泉寺の縁起
(下青木村)龍泉寺
新義真言宗、浦寺村地蔵院末、大聖山と号す。本尊不動を安ず。中興開山慶尊は正徳六年四月五寂す。
地蔵堂。(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による龍泉寺の縁起
竜泉寺(真言宗智山派)
広傳院大聖山と号す。
火災などの災害により資料が焼失し、開山は不詳。
中興開山は尊栄法印であるが、武蔵風土記によれば、慶尊とも伝えている。中興開山より300有余年を経て、現在で30世をかぞえている。
正和2年(1313年)の青石塔婆が存在するので、それ以前に寺格があったと思われる。(「埼玉宗教名鑑」より)
龍泉寺の周辺図