神宮寺。川口市芝にある臨済宗建長寺派寺院

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神宮寺。鶴ヶ丸八幡神社の別当寺として創建

神宮寺の概要

臨済宗建長寺派寺院の神宮寺は、鶴峰山と号します。神宮寺は、長徳寺12世龍派禅珠和尚を拝請し、柴村代官熊沢忠勝が開基となり、鶴ヶ丸八幡神社の別当寺として寛永15年(1638)に創建したといいます。

神宮寺
神宮寺の概要
山号 鶴峰山
院号 -
寺号 神宮寺
本尊 釈迦牟尼佛像
住所 川口市芝6844
宗派 臨済宗建長寺派
葬儀・墓地 -
備考 -



神宮寺の縁起

神宮寺は、長徳寺12世龍派禅珠和尚を拝請し、柴村代官熊沢忠勝が開基となり、鶴ヶ丸八幡神社の別当寺として寛永15年(1638)に創建したといいます。

新編武蔵風土記稿による神宮寺の縁起

(芝村長徳寺項)
八幡社。境内にあり、社領十五石は大猷院殿の御寄附なり、寺記に據ば安房國鶴谷と云所に、勧請せし八幡を爰に移せり、熊澤三郎左衛門の建立なりと云、鶴丸八幡と稱せり、本社の傍に神宮寺と云る小院を置守らしむ、是は龍派和尚の草創なりと云。(新編武蔵風土記稿より)

境内掲示による神宮寺の縁起

鶴峰山神宮寺
鶴峰山神宮寺は臨済宗建長寺派に属し、大智山長徳寺の末寺として江戸時代初期の寛永十五年(1638年)に開創された。
本尊は大聖不動明王を安置する。開山には長徳寺十二世龍派禅珠和尚を拝請し、開基は柴村代官熊沢忠勝である。
忠勝は寛永三年(1626年)房州館山の鶴ヶ谷八幡を此の地に勧請し、鶴ヶ丸八幡神社を創建した。神宮寺は創建以来、鶴ヶ丸八幡神社の別当寺として、専ら社務を掌り明治維新を迎えたが、政府の神佛分離令により八幡神社と分離され今日に至っている。
当寺の創建時の建物はすべて失われているが、現在の本堂、庫裡は平成九年長徳寺義堂和尚により再建され、その後三十世大有和尚により境内が整備されて禅寺としての静けさを保っている。(境内掲示(境内掲示より)


神宮寺の周辺図