大福寺。武州八十八所霊場、中武蔵七十二薬師
大福寺の概要
真言宗豊山派寺院の大福寺は、雨寶山と号します。大福寺は、俊長僧正(天正元年1573年寂?)が天正4年(1576)開山、当初は祈禱を行なう祈願寺だったものの、昭和15年より地区一同が檀徒となったといいます。武州八十八所霊場57番、中武蔵七十二薬師30番です。
山号 | 雨寶山 |
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院号 | - |
寺号 | 大福寺 |
本尊 | 延命地蔵菩薩像 |
住所 | 比企郡川島町平沼308 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大福寺の縁起
大福寺は、俊長僧正(天正元年1573年寂?)が天正4年(1576)開山、当初は祈禱を行なう祈願寺だったものの、昭和15年より地区一同が檀徒となったといいます。
境内石碑による大福寺の縁起
大福寺改修記念
本寺は天正四年(一五七六年)地蔵菩薩を本尊とし俊長僧正により開山、平沼地区の菩提寺として幾多の補修を行い、今日に至るも、永年の風雨等により老朽化が進む中、今般役員等の護持の念厚く篤志を得て本堂の改修に及ぶ。
令和元年十二月吉日(境内石碑より)
新編武蔵風土記稿による大福寺の縁起
(平沼村)
大福寺
新義眞言宗、上伊草村金乗院の末、雨寶山と號す、開山俊長天正元年八月寂す、本尊地蔵を安ず、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による大福寺の縁起
大福寺
開山は天正元年(1573年)8月に入寂した俊長法師といわれる。
当寺はもと祈願寺で檀家はなかったが、昭和15年4月、字内一同檀徒となり今日に至る。(「埼玉宗教名鑑」より)
大福寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉宗教名鑑」