如体寺。加須市船越にある真言宗智山派寺院

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医王山如体寺。加須市船越にある真言宗智山派寺院

如体寺の概要

真言宗智山派寺院の如体寺は、医王山と号します。如体寺は、天正10年(1582)に創建、教山法印(寛永2年1625年寂)が開山したといいます。

如体寺
如体寺の概要
山号 医王山
院号 -
寺号 如体寺
本尊 不動明王像
住所 加須市船越217
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



如体寺の縁起

如体寺は、天正10年(1582)に創建、教山法印(寛永2年1625年寂)が開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による如体寺の縁起

(船越村)
女體寺
新義眞言宗、根古屋村金剛院末、醫王山と號す、本尊薬師は行基の作立像なりと、秘して見ることを許さず、(新編武蔵風土記稿より)

「加須市の神社・寺院」による如体寺の縁起

当寺の寺歴は数度の火災にかかったため明らかでないが、過去帳によると天正十年(一五八二) の創建にして、開山は寛永二年(一六二五)に入寂した法印教山とされている。
昭和六年(一九三一) から同七年にかけて本堂並びに庫裡の改築を行い、これに伴って山門前の薬師堂を廃し、本尊の薬師如来立像を三重の厨子に納めて本堂内に安置した。この尊像は行基菩薩の作と伝えられ、十二年に一度の寅年に御開帳を行っている。
本末の関係については、根古屋村(現騎西町)の金剛院の末寺に属していた。(「加須市の神社・寺院」より)


如体寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「加須市の神社・寺院」