八幡寺。鴻巣市八幡田にある真言宗豊山派寺院
八幡寺の概要
真言宗豊山派寺院の八幡寺は、無量山と号します。僧海惠が慶長年間(1596-1615)に龍珠院門徒として創建したものと伝えられます。明治5年に廃寺となりました。
山号 | 無量山 |
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院号 | - |
寺号 | 八幡寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 鴻巣市八幡田598 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
八幡寺の縁起
八幡寺は、僧海惠が慶長年間(1596-1615)に龍珠院門徒として創建、江戸期には八幡田八幡神社の別当を勤めていました。明治5年に廃寺となりました。
新編武蔵風土記稿による八幡寺の縁起
(八幡田村)
八幡寺
新義眞言宗、箕田村龍珠院門徒、無量山と号す。開山僧海惠寛永七年閏八月十八日寂す。本尊不動を安置せり。
弥陀堂。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による八幡寺の縁起
当寺は無量山八幡寺と号し寛永年間(1620年代)真言宗豊山派龍珠院龍昌寺の下寺として僧海惠により開山された寺と傳えられている。当時は本堂も大きく本尊に不動明王が祀られていたことから近隣の檀信徒の信仰の中心となっていた由であるが、其の後本堂は取り壊されて茅葺きの阿弥陀堂が残っていた。近年数次に亘り屋根の葺き替えも行われていたが、堂宇の居ない無住の寺となりしため堂宇の老朽を見るに忍びない状態となり、時代に即応し且つ檀家の便に共し得る本堂の新築と周辺の整備を計ったところ檀家各位の絶大なる協力を得てここに完成することが出来ました。
これ偏に檀信徒各位の暖かい御信仰の賜と深く感謝するものであります。(境内八幡寺本堂新築記念碑より)
八幡寺の周辺図