清法寺。鴻巣市北根にある曹洞宗寺院
清法寺の概要
曹洞宗寺院の清法寺は、赤城山と号します。清法寺は、行田市平田山清善寺第五世天州和尚(元和2年寂)の隠居寺として天正年間(1573-1586)に創建したといいます。
山号 | 赤城山 |
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院号 | - |
寺号 | 清法寺 |
本尊 | 如意輪観音像 |
住所 | 鴻巣市北根1374 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
清法寺の縁起
清法寺は、行田市平田山清善寺第五世天州和尚(元和2年寂)の隠居寺として天正年間(1573-1586)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による清法寺の縁起
(北根村)清法寺
曹洞宗、佐間村清善寺の末なり、赤城山と號す。開山天州全堯、元和二年二月五日化す、本尊如意輪観音を安す。
寺寶
東照宮御召羽織一。地は純子或はもほるの類にして、染は濃き茶色の如く模様に花鳥の如くなるものを織出せり。裏は柿茶色なり。鴻臺村の民勘右衛門が家より當寺へ納むと云、勘右衛門が先祖内藤玄蕃は、足利家の浪人なり、或時東照宮御放鷹の先にて拝謁し奉り、此御羽織并玉銀を賜はれり、玄蕃が子孫當寺の住僧と成しものあり、其因によりて當寺へ納むと云、玉銀は今に彼が家にて所蔵せり。
薬師堂。
白山社。(新編武蔵風土記稿より)
清法寺所蔵の文化財
- 清法寺のまき
清法寺のまき
清法寺の創建は、天正年間(1573-1586)で、行田市清善寺第五世天州和尚の隠居寺であると伝えられている。
「まき」は、本寺にあった松、さかきと同時に指定されたが、松、さかきが共に枯れてしまった現在、村内に残る有数の古木である。幹も枝葉もしっかりしており、偉容を誇っている。
樹齢 推定約二五〇年以上(川里村教育委員会掲示より)
清法寺の周辺図