勝林寺。越谷市指定文化財の文明三年十三仏板碑
勝林寺の概要
曹洞宗寺院の勝林寺は、法恩山と号します。勝林寺は、默堂闇契(天文7年1538年寂)が開山したといいます。当寺の文明三年銘十三仏板碑は、越谷市有形文化財に指定されています。
山号 | 法恩山 |
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院号 | - |
寺号 | 勝林寺 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
住所 | 越谷市大字増林2687 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
勝林寺の縁起
勝林寺は、默堂闇契(天文7年1538年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による勝林寺の縁起
(増林村)
勝林寺
禅宗曹洞派、下荒井村福巌寺の末、法恩山と號せり、開山默堂闇契は天文七年四月寂す、十一面觀音を本尊となせり、
鐘樓。近き鑄造の鐘なり
觀音堂(新編武蔵風土記稿より)
勝林寺所蔵の文化財
- 文明三年十三仏板碑(越谷市指定有形文化財)
文明三年十三仏板碑
板碑は、板石塔婆とも呼ばれ、中世の人々が死者の追善のために、あるいは死後の安穏を願って造立したものである。
十三仏とは、初七日から三十三回忌までの、死者に対する十三回の追善供養を司る十三の菩薩を表したものである。この十三仏信仰が庶民の間に広まったのは中世の半ばころからをいわれる。
当寺の板碑は、文明三年(一四七一)銘のもので、高さ一二〇cm、幅三五cm、完全な形で残されており、この種のものでは代表的なものである。(越谷市教育委員会掲示より)
勝林寺の周辺図