常安寺。熊谷市塩にある天台宗寺院
常安寺の概要
天台宗寺院の常安寺は、荷寶山華蔵院と号します。常安寺は、慶覚阿闍梨が大永5年(1525)に創建したといいます。江戸期には塩八幡神社の別当を勤めていました。塩八幡神社には大永2年(1522)銘の棟札写しに「別当常安寺」とあることから、創建年については遡ることが予想されます。
山号 | 荷寶山 |
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院号 | 華蔵院 |
寺号 | 常安寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 熊谷市塩420 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常安寺の縁起
常安寺は、慶覚阿闍梨が大永5年(1525)に創建したといいます。江戸期には塩八幡神社の別当を勤めていました。塩八幡神社には大永2年(1522)銘の棟札写しに「別当常安寺」とあることから、創建年については遡ることが予想されます。
新編武蔵風土記稿による常安寺の縁起
(男衾郡鹽村)
常安寺
天台宗奈良梨村普賢寺末、荷寶山華蔵院と號す、開山本覺坊寂年詳ならず、薬師本尊、
稲荷社
彌陀堂(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による常安寺の縁起
大永5年(1525年)2月、慶覚阿闍梨の創立。
現本堂は寛保元年(1741年)、長屋門は天明6年(1786年)、庫裏は安政3年(1856年)の建築である。(「埼玉宗教名鑑」より)
常安寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿