寶蓮寺。三郷七福神の福禄寿
寶蓮寺の概要
真言宗豊山派寺院の寶蓮寺は、香取山阿弥陀院と号します。寶蓮寺は、榮朝僧都(天正2年1574年寂)が開山となり、天正13年(1516)創建したといいます。三郷七福神(戸ケ崎めぐり)の福禄寿です。
山号 | 香取山 |
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院号 | 阿弥陀院 |
寺号 | 寶蓮寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 三郷市高州3-123 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寶蓮寺の縁起
寶蓮寺は、榮朝僧都(天正2年1574年寂)が開山となり、天正13年(1516)創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による寶蓮寺の縁起
(高須村)寳蓮寺
新義真言宗、金町村金蓮院末、香取山阿弥陀院と號す、本尊弥陀、開山榮朝天正二年五月十六日寂す。
鐘楼。明和二年鋳し鐘を掛く。(新編武蔵風土記稿より)
寶蓮寺所蔵の文化財
- 木造阿弥陀如来立像壱躯(市指定文化財)
木造阿弥陀如来立像壱躯
宝蓮寺は香取山阿弥陀院宝蓮寺と号し、真言宗豊山派の寺で永正十三年(西暦一五一六)に栄朝僧都が三十歳のとき、この地に御堂を建立し阿弥陀如来像を御本尊として安置したのがはじまりといわれます。
この阿弥陀如来立像は材質ひのき材・寄木造りの仏像で、作者不詳の室町時代中期の作とおもわれるものです。
なお、戦前まで盛んに行われていた念仏講の中で歌われる一節に「島之小島の阿弥陀院岩槻街道前にして裏は大川蓮よ」
「御前は護摩壇金桂惑も見事な如来様祝いの御念仏目出度い」
という歌が残っております。(三郷市教育委員会掲示より)
寶蓮寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿