放光寺。領主岡部玄蕃允の祈願所
放光寺の概要
天台宗寺院の放光寺は、湯機山延命院と号します。放光寺は、法印実海が開山となり、文亀元年(1501)に開創したといいます。江戸期には当地の領主岡部玄蕃允の祈願所とされていました。
山号 | 湯機山 |
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院号 | 延命院 |
寺号 | 放光寺 |
本尊 | 釋迦如来像 |
住所 | 比企郡滑川町水房407 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
放光寺の縁起
放光寺は、法印実海が開山となり、文亀元年(1501)に開創したといいます。江戸期には当地の領主岡部玄蕃允の祈願所とされていました。
新編武蔵風土記稿による放光寺の縁起
(水房村)
放光寺
天台宗、下青鳥村浄光寺の末、湯機山延命院と號す、本尊釋迦を安ず、
地蔵堂
運慶の作れる地蔵を安ず(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による放光寺の縁起
放光寺
開山は法印実海、文亀元年(1501年)の創建である。岡部玄蕃允の祈願所であったと伝えられている。
再建は元文4年(1739年)、乗観代に、施主多田平馬及び総祖中によってなされた。
昭和3年8月30日、火災により本堂、庫裡ともに全焼、翌年檀信徒の協力により本堂を再建、昭和42年堂内外の修改築を行い瓦屋根に改めた。(「埼玉宗教名鑑」より)
放光寺の縁起
- 二連板石塔婆(町指定有形文化財)
放光寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉宗教名鑑」