青山八菅神社。足の神様
青山八菅神社の概要
青山八菅神社は、比企郡小川町青山にある神社です。青山八菅神社の創建年代等は不詳ながら、元は荒井家の氏神として祀られていたものが、いつしか青山上組で祀られるようになったといいます。「足の神様」として信仰され、草鞋を上げて祈願したといいます。現在子の権現社と合殿として祀られ、青山氷川神社の飛び地境内社となっています。
社号 | 八菅神社 |
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祭神 | 足の神様 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例大祭4月3日前後の日曜日 |
住所 | 比企郡小川町青山 |
備考 | - |
青山八菅神社の由緒
青山八菅神社の創建年代等は不詳ながら、元は荒井家の氏神として祀られていたものが、いつしか青山上組で祀られるようになったといいます。「足の神様」として信仰され、草鞋を上げて祈願したといいます。現在子の権現社と合殿として祀られ、青山氷川神社の飛び地境内社となっています。
新編武蔵風土記稿による青山八菅神社の由緒
(青山村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「小川町の歴史別編民俗編」による青山八菅神社の由緒
【八菅神社(青山)】
青山の上組には、八菅神社という変わった名の祠が祀られている。この祠は、元は荒井家の氏神であったが、いつのころからか組で祀るようになったといわれており、「足の神様」として知られている。地元や近在の人の間には、足の具合が悪い時、この祠に草鞋を上げて祈願すると治るという信仰があり、今もたくさん草鞋が祠にぶら下がっている。あまり草鞋が増えたため、かつて一度全部外してしまったが、いつの間にかまたたまってしまったというのも、この祠に対する信仰の厚さを物語っている。
祭日は四月三日(近年はこれに近い日曜日)で、この日の午後には午後一時から祭典を行い、続いて地区の総会を開き、それが終わると祭りの祝宴を兼ねて一杯飲む。(「小川町の歴史別編民俗編」より)
「埼玉の神社」による青山八菅神社の由緒
氷川神社<小川町青山一三一二(青山字根木)>
木ノ下の八菅神社・子の権現社は、体と特に足が丈夫になるという信仰があり、草鞋を上げて祈願した。格別の御利益を期待して、ブリキ製の草鞋の奉納もあった。今はその信仰が薄れつつあるという。(「埼玉の神社」より)
青山八菅神社の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「小川町の歴史別編民俗編」
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)