多門寺。入間郡越生町上野にある真言宗智山派寺院
多門寺の概要
真言宗智山派寺院の多門寺は、福壽山と号します。多門寺の創建年代等は不詳ながら、寛元4年(1246)に開山、その後応安2年(1369)に僧空傳が住職したと伝えられ、慶安2年(1649)には毘沙門天堂領として5石の御朱印状を拝領したといいます。武州八十八所霊場3番です。
山号 | 福壽山 |
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院号 | - |
寺号 | 多門寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 入間郡越生町上野1454 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
多門寺の縁起
多門寺の創建年代等は不詳ながら、寛元4年(1246)に開山、その後応安2年(1369)に僧空傳が住職したと伝えられ、慶安2年(1649)には毘沙門天堂領として5石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による多門寺の縁起
(上野村)多門寺
慶安二年毘沙門天堂領五石の御朱印を賜ふ、是も法恩寺の末なり、福壽山瀧坊と号す、開山の僧は詳ならざれど、寺の草創は寛元四年のころなりと云傳ふ、其後應仁二年僧空傳と云者住職す、是を中興の開山と稱す、本尊彌陀を安置す。
毘沙門堂。毘沙門は立像にて長三尺、又別に一軀を安ず、秘して人の拝することを許さず。
薬師堂。明和年中平山村より引移せしと云。
諏訪社。天満宮・熊野・金毘羅・辨天の四座を配祀す。(新編武蔵風土記稿より)
多門寺の周辺図