岩槻住吉神社。享保3年岩槻城下新曲輪町の城山に鎮座
岩槻住吉神社の概要
岩槻住吉神社は、さいたま市岩槻区仲町にある神社です。岩槻住吉神社は、岩槻城下新曲輪町の城山に享保3年(1718)鎮座、崇敬者によって明治22年(1889)当地に遷座して祀られているといいます。
社号 | 住吉神社 |
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祭神 | 表筒男命、中筒男命、底筒男命、神功皇后 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | さいたま市岩槻区仲町2-13 |
祭日 | 例大祭4月18日 |
備考 | - |
岩槻住吉神社の由緒
岩槻住吉神社は、岩槻城下新曲輪町の城山に享保3年(1718)鎮座、崇敬者によって明治22年(1889)当地に遷座して祀られているといいます。
新編武蔵風土記稿による岩槻住吉神社の由緒
(新曲輪町)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による岩槻住吉神社の由緒
非法人のため記載なし(「埼玉の神社」より)
林道町自治会掲示による岩槻住吉神社の由緒
この住吉神社は、江戸時代の岩槻城下、諏訪小路と林道町からの道とが交わる辺りで「林道町・六番町」と称された交通の要所、現在の岩槻区仲町二丁目に鎮座しております。
一、御祭神 住吉大神 底筒男命・中筒男命・表筒男命、神功皇后
一、御神徳 家内安全・交通安全・渡航安全・学業成就 病気平癒・商売繁昌・安産
一、御祭礼 四月二十三日
この住吉神社は、現存する棟札によりますと、享保三年(一七一八年)から岩槻城下新曲輪町の城山にお祀りされておりましたご神体の石祠を、明治二十二年(一八八九年)五月、崇敬者によって現在地に新築された社殿に遷宮されたものです。
当時の境内面積は約二四五坪(八一〇㎡)でしたが、その後の氏子崇敬者の多大なご尽力によって拡張され、現在では約四〇〇坪(一、二八八㎡)の広さとなっております。また、社殿は、昭和四十六年(一九七一年)に再建され、人々が安心して安全に暮らせるよう、また、悩み事や願いが叶うよう、心の支えとなっております。
なお、境内には公民館が併設され、地域住民の自治活動の拠点として、或いは、四季折々の憩いの場として、私たちにとって不可欠な存在となっております。(林道町自治会掲示より)
「さいたま市史料叢書6」による岩槻住吉神社の由緒
無格社住吉神社(岩槻)
埼玉県武蔵国南埼玉郡岩槻町大字岩槻字林道
無格社住吉神社
一祭神 表筒男命、中筒男命、底筒男命、神功皇后
一由緒 不詳
一社殿 本殿
一境内 弐百四拾五坪七合
一崇敬者 「四拾五人 内戸主弐拾九人」(「さいたま市史料叢書6」より)
岩槻住吉神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)
- 「さいたま市史料叢書6」