別所八雲神社。さいたま市北区別所町の神社
別所八雲神社の概要
別所八雲神社は、さいたま市北区別所町にある神社です。別所八雲神社の創建年代等は不詳ながら、古くより祀られ、7月に行われる例祭は盛大だといいます。
社号 | 八雲神社 |
---|---|
祭神 | 素戔嗚尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | さいたま市北区別所町69別所町自治会集会所 |
祭日 | 7月7日前後の日曜日 |
備考 | - |
別所八雲神社の由緒
別所八雲神社の創建年代等は不詳ながら、古くより祀られ、7月に行われる例祭は盛大だといいます。
新編武蔵風土記稿による別所八雲神社の由緒
(別所村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による別所八雲神社の由緒
稲荷神社<大宮市別所町九〇(大谷別所字稲荷)>項
字山王前に鎮座する八雲神社の天王様(七月十四・十五日)は、昔から村を挙げての祭りである。戦前までは七月七日に男衆が神輿を社殿に奉安し、神職の奉仕で御霊遷しを行った。七月十四日は朝から獅子様(獅子二名・天狗・錫杖・祓い)が悪魔祓いの村回りを行い、神輿と山車が一緒に各戸の庭先を回った。途中二〇軒ほどで飲食のもてなしを受けるため、すべて回り終わるのは翌朝になったという。各戸を回り終わると「送り」と称して、更に村内を一周して悪魔を村の外に完全に追い払ってから神社へ戻った。その後、当番は、直ちに笹竹に挟んだ八雲神社の神札を村境に立てた。
現在の天王様は、七月七日の後の日曜日に自治会と共催する形で行っている。午前十一時に神職の奉仕により神霊遷しを行い、正午過ぎに獅子様の一行が村回りに出発する。更に、午後一時になると別所町囃子連が乗り込んだトラックを先頭に神輿が出発する。中でも子供神輿は、組ごとに三〇名ほどの子供が順送りに担いで行く形をとっているが、毎年担ぎ手の募集の定員が、すぐに埋まってしまうほど好評である。(「埼玉の神社」より)
「さいたま市史料叢書」による別所八雲神社の由緒
無格社八雲神社(大谷別所)
埼玉県管下大宮市大字大谷別所二百六十五番地
八雲社
一祭神 素戔嗚尊
一由緒 創立不詳
一社殿 間口六尺、奥行五尺
一境内 二畝二拾五歩、官有地第一種
一氏子 五拾戸
境内神社ナシ
一管轄庁迄 参里
「昭和二十三年四月 以上法人登記済」(「さいたま市史料叢書」より)
別所八雲神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)