安楽寺。さいたま市大宮区桜木町にある浄土真宗系単立寺院
安楽寺の概要
浄土真宗系単立寺院の安楽寺は、生應山と号します。安楽寺は、熊野那智山光明坊の住僧宥慶阿闍梨が、東光坊として創建、その後梁室和尚(長享元年1487年)が浄土真宗系単立安楽寺として中興したと伝えられます。
山号 | 生應山 |
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院号 | - |
寺号 | 安楽寺 |
住所 | さいたま市大宮区桜木町1-377 |
宗派 | 浄土真宗系単立 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
安楽寺の縁起
安楽寺は、栗橋宿顕正寺16世住職善了が寛永年間に創建、明治44年加須市三俣から大宮町土手に移転したといいます。
「さいたま市史料叢書」による安楽寺の縁起
安楽寺
埼玉県武蔵国北足立郡大宮町大字土手宿字下西
京都府山城国京都市下京区烏丸通常葉町本願寺末
真宗大谷派安楽寺
開基ハ武蔵国北葛飾郡栗橋宿真宗顕正寺十六代住職善了起立シテ、寛永年間ニ創建シ、其後下総国西葛飾郡古河住安藤隆正ヲ弟子トシ、法名釈正円ト改称、後住トシテ同寺末寺トナル、其後明和二年離末シテ本願寺末トナル、其後本堂大破ニ及ヒシニ、少禄少檀ニテ修繕ノ目途無之、取崩シ庫裏ヲ以本堂に換用ス、明治四十四年四月二十九日埼玉県北埼玉郡三俣村大字北篠崎字本田ヨリ肩書ノ地ニ移転ノ許可ヲ受ケ、同年五月十七日移転ス
由緒追記
更ニ大正十三年五月十九日許可ヲ得、同月二十六日肩書ノ地ニ移転シ、同年六月四日本堂・庫裏改築出願許可ヲ受ケ、同年十月三十一日落成セリ。(「さいたま市史料叢書」より)
安楽寺の周辺図
参考資料
- 「さいたま市史料叢書」(さいたま市)