四恩寺。河野秀氏が本堂・庫裡を建立
四恩寺の概要
日蓮宗寺院の四恩寺は、立正山と号します。四恩寺は、娘の無事出産祈願成就により日蓮上人に感謝した河野秀氏が本堂・庫裡を建立、心眼院日喜上人が開基となり、昭和42年立正山四恩寺と公称したといいます。
山号 | 立正山 |
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院号 | - |
寺号 | 四恩寺 |
住所 | さいたま市大宮区土手町3-182 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
四恩寺の縁起
四恩寺は、娘の無事出産祈願成就により日蓮上人に感謝した河野秀氏が本堂・庫裡を建立、心眼院日喜上人が開基となり、昭和42年立正山四恩寺と公称したといいます。
「埼玉宗教名鑑」による四恩寺の縁起
四恩寺(日蓮宗)
立正山と号す。
四恩寺大檀那河野秀氏、一人娘病弱のところ、懐妊して医学的には四か月の命と宣告されたが、開基心眼院日喜上人、第二世小林龍信ともに水行、断食の安産祈願をしたところ、昭和9年10月18日、当山御会式に男子を無事出産した。
河野秀氏は大願成就により、宗祖日蓮大上人に報恩感謝を示すために、昭和10年4月21日、本堂、庫裡を建立し、立正山四恩堂を開堂した。
同年7月7日、開基心眼院日喜上人、行院59才を以て入寂、同年7月8日、現住職が継承し、托鉢修行、街頭布教をして三十余年、念願成して同42年11月29日、新寺入山式を施行し、立正山四恩寺と公称した。
さらに、同46年4月21日、宗祖降誕750年に際して、庫裡を新築、加えて本堂を改築し現在に至っている。(「埼玉宗教名鑑」より)
四恩寺の周辺図
参考資料
- 「埼玉宗教名鑑」