愛宕山宝珠寺。宝治2年(1248)の開山
宝珠寺の概要
真言宗智山派寺院の宝珠寺は、愛宕山正護院と号します。宝珠寺は、宝治2年(1248)の開山と伝えられ、慧辨(寛政2年寂)が法流開山したといいます。
山号 | 愛宕山 |
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院号 | 正護院 |
寺号 | 宝珠寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 坂戸市青木830 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宝珠寺の縁起
宝珠寺は、宝治2年(1248)の開山と伝えられ、慧辨(寛政2年寂)が法流開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による宝珠寺の縁起
(青木村)寶珠寺
新義真言宗、勝呂大智寺末、愛宕山正護院と號す、古は法勝寺と唱へたりと云、法流開山慧辨寛政二年九月廿一日寂す、此僧の時寺格を進めしとぞ、本尊不動を安ぜり。
愛宕社、諏訪稲荷合社。。(新編武蔵風土記稿より)
境内石碑による宝珠寺の縁起
愛宕山寶珠寺は、鎌倉時代の宝治二年(一二四八年)の開山と伝えられています。その後の歴史は明らかではありませんが、江戸時代には青木の地における信仰の拠り所となり、明治時代の火災という困難を乗り越えて、現在に至っています。
また法燈としては、不動明王を本尊とする真言密教の寺院として、真言宗智山派の方脈を受け継いでいます。(境内石碑より)
宝珠寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」