普門院。西新井組中川通四箇領八十八箇所
普門院の概要
真言宗豊山派寺院の普門院は、弘誓山と号します。普門院の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿に「新義真言宗、彦成村圓明院の末、弘誓山と號す、不動を本尊とせり。山王社」とあります。西新井組中川通四箇領八十八箇所69番です。
山号 | 弘誓山 |
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院号 | 普門院 |
寺号 | - |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 八潮市二丁目209 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
普門院の縁起
普門院の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿に「新義真言宗、彦成村圓明院の末、弘誓山と號す、不動を本尊とせり。山王社」とあります。
新編武蔵風土記稿による普門院の縁起
(二町目村)普門院
新義真言宗、彦成村圓明院の末、弘誓山と號す、不動を本尊とせり。
山王社(新編武蔵風土記稿より)
普門院所蔵の文化財
- 土手供養碑
土手供養碑
この供養碑は、明暦元年(一六五五年)に当字の鎮守氷川神社の東側の中川土手上に建てられたものです。
当時は川の氾濫により、しばしば土手が切れ、村じゅうが水びたしになり、村びとを苦しめました。そこで、普門院住職浄西は、土手が切れないようにと願をかけ、草創百姓十七名(「二丁目の獅子舞」の獅子株を持っていた人々)の浄財によりこれがつくられました。それ以後、土手が切れなくなったと言われています。
中川の改修により、昭和六十二年にこの地に移されました。「土手まもり様」として多くの人々に親しまれ、ながい間、往来の人々の安全を見守っています。(掲示より)
普門院の周辺図