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泉蔵院。草加市新里町にある真言宗智山派寺院

泉蔵院の概要

真言宗智山派寺院の泉蔵院は、御幣山阿弥陀寺と号します。泉蔵院は、宥阿上人(応長元年1311年寂)が開創、乗秀法印(永禄2年1559年寂)が中興開山したといいます。武蔵国八十八ヶ所霊場5番です。

泉蔵院
泉蔵院の概要
山号 御幣山
院号 泉蔵院
寺号 阿弥陀寺
本尊 阿弥陀如来像
住所 草加市新里町313
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 頌徳会館・清泉会館
備考 公式HP:泉蔵院 真言宗智山派



泉蔵院の縁起

泉蔵院は、宥阿上人(応長元年1311年寂)が開創、乗秀法印(永禄2年1559年寂)が中興開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による泉蔵院の縁起

(新里村)泉蔵院
新義真言宗、原村密蔵院末、御幣山阿弥陀寺と號す、開山詳ならず、世代の内法印乗秀永禄二年二月十六日示宿するをふるしとす、本尊不動を安せり(新編武蔵風土記稿より)


泉蔵院所蔵の文化財

  • 泉蔵院十三仏石像(市指定有形文化財)
  • 泉蔵院六地蔵(市指定有形文化財)

泉蔵院十三仏石像

真言宗泉蔵院の表門を入って左側に一列に並ぶ十三仏像は、左から、一.不動 二.釈迦 三.文殊 四.普賢 五.地蔵 六.弥勒 七.薬師 八.観音 九.勢至 十.弥陀 十一.阿閦 十二.大日 十三.虚空蔵の順に安置されている。
皆高さ二十八センチの台上に立ち、左端の三個の台石の表面に造立の銘文があり、享保六年(一七二一)三月、第八世住職融宜の時に造立されたものである。
十三体石像のうち、文殊、観音、勢至、大日の四体は首部を欠いていたが、後に補修されている。他の九体は大体全形を保って居り、頭部に各種子を表しているので、印相等により推定することができる。
元来十三仏は、天地、四方、四維、中央の各方面に十三の仏を配したもので、浄土教の信仰以来今日の体形ができ、これが死者の忌日である初七日より七七日、年回等に配当されて、死者を弔うようになった。
また、十三仏は古くから霊像として拝せられ、坐像として虚空蔵を上に置き、三仏医散れるにして五段に配列されているが、江戸時代には立像に描き、死者のある場合はこれを枕頭に掲げる風習がある。
石仏は数多くあるが、この泉蔵院のように十三仏像が個々の形体で、それぞれ独立の立像として彫刻され配列されている例は他には見かけない。従って、本市のみならず、県内から見ても貴重な文化財である。(草加市教育委員会掲示より)

泉蔵院六地蔵

泉蔵院の境内に供養塔を中央にして左右に並ぶ。供養塔には、中央に「奉造立六地蔵尊像念仏講供養造之」とあり、その両側に多数の男女の人名が列び、左端に「元禄四辛未年潤八月二十四日 法王融覚和南」と刻してあり。即ち、当時の男女念仏講中によって一六九一年に造立されたものである。
この六地蔵は、各仏像とも蓮台を光背と一石で刻成されて、更に別の台上に安置されている。その配列は右から、一.地獄道・光味尊 二.餓鬼道・辯尼尊 三.畜生道・護讃尊 四.修羅道・不休息尊 五.人道・讃龍尊 六.天道・破勝獄尊 と並んでいる。
六地蔵の名称と形態は一様ではないが、泉蔵院の六地蔵は、六道別各尊名を刻してあり、人道が念珠を持ち、天道が憧幡、天蓋を持った点などに特徴がある。
地蔵菩薩は六道能化といわれるが、仏教では社会生類を、地獄をはじめ六界に分かち、地蔵菩薩は釈迦如来の依頼を受けて、この六道界の衆生を化導するということである。
石地蔵として単独な彫刻は室町から江戸初期のものもあるが、六地蔵とした体系を具えたもので、元禄四年造立と明らかなものは少ない。この泉蔵院六地蔵は、仏像研究の上からも貴重な史料であり、創立当初からの姿態をよく保存している点からも重要な文化財である。(草加市教育委員会掲示より)


泉蔵院の周辺図


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