持明院。所沢七福神の恵比寿天
持明院の概要
真言宗豊山派寺院の持明院は、淵上山と号します。持明院の創建年代等は不詳ながら延喜年間(901-923)から康永年間(1342-1344)にかけての創建と伝えられ、大僧都賢心が天和年間(1681-1683)に中興したといいます。所沢七福神(八国山・荒幡コース)の恵比寿天です。
山号 | 淵上山 |
---|---|
院号 | 持明院 |
寺号 | - |
住所 | 所沢市北秋津85 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
持明院の縁起
持明院の創建年代等は不詳ながら延喜年間(901-923)から康永年間(1342-1344)にかけての創建と伝えられ、大僧都賢心が天和年間(1681-1683)に中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による持明院の縁起
(北秋津村)持明院
淵上山と號す、持明院を古は地明院と書しと云、新義真言宗、多磨郡成木村安楽寺の末、開山詳ならず、中興の僧は天和年中に寂せしと云、本尊不動を安ず。(新編武蔵風土記稿より)
「所沢市史社寺編」による持明院の縁起
當寺創立年紀詳ナラス、唯從來弘法大師ノ眞筆ト云フ華嚴経第四ノ巻壹巻及延喜乃至康永年度承法記録ヲ傳フルノミ、天和年間大僧都賢心ナルモノ住職シ衰毀ヲ復興シ、正徳二壬辰年九月廿一日更ニ中興ノ開祖ト稱ス、賢心享和十五庚戌年四月十六日入寂ノ證墓碑ニ現在セリ、其後歴世明瞭タリ、但シ正徳以前ノ過去帳ハ明和三丙戌年寶篋印塔したニ埋メシ由傳ヘリ、其他不詳。(「所沢市史社寺編」より)
持明院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「所沢市史社寺編」