六斎堂。狭山三十三観音霊場
六斎堂の概要
真言宗豊山派堂宇の六斎堂は、金乗院の所属堂宇です。六斎堂の創建年代等は不詳ながら、六斎という宗教行事の為の施設として祀られていたといい、昭和17年金乗院の所属となったといいます。狭山三十三観音霊場3番です。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 六斎堂 |
住所 | 所沢市上山口1642 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
六斎堂の縁起
六斎堂の創建年代等は不詳ながら、六斎という宗教行事の為の施設として祀られていたといい、昭和17年金乗院の所属となったといいます。
境内石碑による六斎堂の縁起
六斎堂
当堂の創立年紀は明確ではないが、(文化二年一八〇五年)「狭山三十三観世音巡礼記」によると当時は六観音が祀られていたようである。
六斎とは毎月八・十四・十五・二十三・二十九・三十日は「斎戒謹慎」し、善心を起こすべき日とする民衆教化の宗教行事でした。六斎の守り本像として六観音が祀られていたと推測できる。その後は無住が続き、昭和十七年一月金乗院に所属となり、昭和五十年代に檀信徒により今のお堂が再建された。(境内石碑より)
所沢市史(社寺編)による六斎堂の縁起
埼玉縣管下武蔵國入間郡上山口村字大木戸ヶ谷戸
村院持真言宗六斎堂
本尊。正観世音
由緒。不詳
堂宇。間口貮間半奥行貮間半
境内。六拾八坪、官有地第四種
信徒。百七拾人、内戸主拾八人
管轄廰迄。七里
以上
昭和十七年一月十四日附同村真言宗金乗院へ所属認可(埼玉県行政文書「社寺部」16946)(所沢市史社寺編より)
六斎堂の周辺図
参考資料
- 「所沢市史(社寺編)」