寳玉院。奥多摩新四国霊場八十八ヶ所
寳玉院の概要
真言宗豊山派寺院の寳玉院は、稲荷山と号します。寳玉院は、権大僧都長賢法印が寛永年間(1624-1645)に創建、慶安年間には寺領10石の御朱印状を拝領したといいます。奥多摩新四国霊場八十八ヶ所47番です。
山号 | 稲荷山 |
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院号 | 寳玉院 |
寺号 | - |
住所 | 所沢市三ヶ島3-1167 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寳玉院の縁起
寳玉院は、権大僧都長賢法印が寛永年間(1624-1645)に創建、慶安年間には寺領10石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による寳玉院の縁起
(三ヶ島村附新田)寳玉院
古は東嶋山と號せしが、後に稲荷山と改む、是も寺領十石の御朱印を賜へり、新義真言宗にて、多磨郡成木村安楽寺の末なり、本尊は不動を安ぜり。(新編武蔵風土記稿より)
所沢市史(社寺編)による寳玉院の縁起
當寺ハ古記等ノ傳フルナク創立年紀確證ヲ得ズ、唯傳語ニ言フ、寛永年中(年月日不詳)長賢法印(何レノ人タルヲ不詳)ナルモノ開基創立スト、権大僧都長賢上人入寂ノ證存セリ、其後慶安二乙丑年舊幕府徳川家ヨリ寺領拾石ヲ賜ヒ、慶應元年當寺九世住職泰田ナル者法流開山香衣一色ノ寺格トナル、御一新ニ至リ寺領奉還ス、代テ遞減禄ヲ賜ル(所沢市史社寺編より)
寳玉院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「所沢市史(社寺編)」