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長勝院。志木市柏町にある真言宗智山派寺院

長勝院の概要

真言宗智山派寺院の長勝院は、蓮華山無量寿寺と号します。長勝院の創建年代は不詳ですが、当地は平安時代にこの地を領した藤原長勝の居館があった場所(参考:館氷川神社)だといい、古くより建立されていた寺院ではないかといいます。また、当地は柏の城西の曲輪跡だといい、境内の桜は「長勝院旗桜」が文化財となっています。

長勝院
長勝院の概要
山号 蓮華山
院号 長勝院
寺号 無量寿寺
住所 志木市柏町3-10-7
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



長勝院の縁起

長勝院の創建年代は不詳ですが、当地は平安時代にこの地を領した藤原長勝の居館があった場所だといい、古くより建立されていた寺院ではないかといいます。

新編武蔵風土記稿による長勝院の縁起

(館村)長勝院
除地、村の中央よりは西によりてあり、新義真言宗、豊島郡石神井村三寳寺末、清流山薬王寺と號す、客殿八間に五間半、本尊薬師如来を安置す、開闢の年代及開山開基も何の頃の人なりや詳ならず、されど境内に古碑あるによれば、古き寺なることしるべし。
古碑三。一は観應三年十一月四日沙彌尼本観と刻し、一は観應三年壬辰十一月八日宋阿逆修と刻し、一は元弘三年癸酉七月と刻す、三基ともに上に彌陀観音勢至の種字を彫る。(新編武蔵風土記稿より)

長勝院所蔵の文化財

  • 柏の城西の曲輪跡
  • 長勝院旗桜(チョウショウインハタザクラ)

柏の城西の曲輪跡

柏の城は、関東管領山内上杉家の重臣大石氏一族の戦国初期からの居館といわれていますがその築城年代などは一切不明です。
江戸時代の享保十二年(一七二七)から同十四年にかけて館村(現在の志木市柏町・幸町・館地区付近)の名主宮ヶ原仲右衛門仲恒により執筆された「館村日記」によると、志木第三小学校地に本城が、その東側に二の曲輪、市道をはさんだ南側に三の曲輪が、そしてこのあたりには西の曲輪があったとされています。
このあたりはかつて亭(ちん)の台ともよばれ、在原業平の座所として設けられた館の跡であるという伝説も伝わっており、古来よりこの地域を統括するような有力な人物に関係するなんらかの施設があったらしいことが推測できます。
また館村八景の一つに「亭の下の夕照」とあるように、この付近は、秩父連山から富士山まで眺望できる景勝の地としても有名な所でした。(志木市教育委員会掲示より)

長勝院旗桜(チョウショウインハタザクラ)

目通り樹周り(目の高さ位の所の樹の周囲)三・〇五m、高さ十一・二〇m推定樹齢四百年以上のハタザクラ。
花は大きく、一重咲きの花に雄しべの一分が花弁状に変わった旗弁(一〜二枚)を生ずるヤマザクラ(バラ科)の一型で開花時の花付きは極めてにぎやかです。
県内各地の桜と比較しても巨木の中にはいるもので、樹齢等の点からみても大変貴重なサクラです。
またかつてこの地にあったともいわれる柏の城の歴史を語る生き証人としても大変重要な桜で、今後大切に保護保存していくべき桜です。(志木市教育委員会掲示より)


長勝院の周辺図


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参考資料
  • 「新編武蔵風土記稿」



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