渓苔山長興寺。秩父三十四ヵ所霊場の語歌堂
長興寺の概要
臨済宗南禅寺派寺院の長興寺は、渓苔山と号します。長興寺は、佐野隼人(法名梅山全林)が開基となり、竹印が寛正2年(1462)に開山したといいます。秩父三十四ヵ所霊場5番の語歌堂(語歌寺小川山)、9番の明智寺を兼帯しています。
山号 | 渓苔山 |
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院号 | - |
寺号 | 長興寺 |
住所 | 秩父郡横瀬町横瀬2160 |
宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
本尊 | 地蔵菩薩像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 長興寺兼帯寺 |
長興寺の縁起
長興寺は、佐野隼人(法名梅山全林)が開基となり、竹印が寛正2年(1462)に開山したといいます。秩父三十四ヵ所霊場5番の語歌堂(語歌寺小川山)、9番の明智寺を兼帯しています。
新編武蔵風土記稿による長興寺の縁起
(横瀬村)長興寺
小名宮ノ下にあり、渓苔山と號す、臨済宗、田村郷圓福寺末なり、境内除地八畝、本尊地蔵を安ず、開山竹印寛正二年七月三日寂せり開基は村民七右衛門が先祖佐野隼人、法名は梅山全林、歿年しれず、此寺は前に擧るがごとく、秩父卅四番札所觀音の内五番と九番二ヵ所の別當を兼帶せり
寺寶
彌陀畫像一軸。惠心僧都の作
出山釋迦畫像一軸。玄深直信の筆(新編武蔵風土記稿より)
長興寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿