清岑寺薬師堂。中武蔵七十二薬師
清岑寺薬師堂の概要
曹洞宗寺院の清岑寺薬師堂は、東松山市美原町にある薬師堂です。清岑寺薬師堂は、永福寺12世了山貫達(慶安元年1648年寂)が開山した医王山清岑寺(せいしんじ)の本堂として創建、清心寺と記載されていた時期もあったようです。明治維新後に廃寺となったようで、現在は市ノ川薬師堂と称され、中武蔵七十二薬師67番となっています。
山号 | 医王山 |
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院号 | - |
寺号 | 清岑寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 東松山市美原町2-9 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
清岑寺薬師堂の縁起
清岑寺薬師堂は、永福寺12世了山貫達(慶安元年1648年寂)が開山した医王山清岑寺(せいしんじ)の本堂として創建、清心寺と記載されていた時期もあったようです。明治維新後に廃寺となったようで、現在は市ノ川薬師堂と称されています。
新編武蔵風土記稿による清岑寺薬師堂の縁起
(市ノ川村)
清岑寺
醫王山と號す、永福寺の末なり、開山は本山十二世の僧了山貫達なり、慶安元年十二月廿八日寂す、本尊薬師を安ず、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による清岑寺薬師堂の縁起
氷川神社<東松山市美原町三六四-七(旧市ノ川字宮の脇)>
市ノ川の地内では、当社の祭りのほかに薬師堂の祭りが神社と同じ当番の世話で一月十四日と十月十二日の年二回行われている。中でも、十月の祭りは堂の近辺に多くの灯籠を立てて盛大に行われ、カラオカ大会などの余興も催されるため、夜更けまでにぎやかである。(「埼玉の神社」より)
清岑寺薬師堂の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「埼玉の神社」