不二山称名寺。時宗開祖の他阿真教上人開山
称名寺の概要
時宗寺院の称名寺は、不二山遊座院と号します。称名寺は、永仁6年(1298)に時宗開祖の他阿真教上人が当地に滞留した折、他阿真教上人が開山したといいます。江戸幕府より慶安2年(1649)寺領10石の御朱印状を受領していました。
山号 | 不二山 |
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院号 | 遊座院 |
寺号 | 称名寺 |
住所 | 深谷市本田1831 |
宗派 | 時宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
称名寺の縁起
称名寺は、永仁6年(1298)に時宗開祖の他阿真教上人が当地に滞留した折、他阿真教上人が開山したといいます。江戸幕府より慶安2年(1649)寺領10石の御朱印状を受領していました。
新編武蔵風土記稿による称名寺の縁起
(男衾郡本田村)
稱名寺
當寺も時宗にて、清浄光寺の末なり、不二山遊座院と號す、慶安二年寺領十石の御朱印を附せらる、開山は教念寺に同じ、本尊三彌陀立像にて長一尺餘、弘法大師の作と云、寺寶として古鉦あり、左に圖す、此鉦年月は鐫らざれど遊行十四代授之とあるに、彼清浄光寺十四世の僧沙彌上人、永享十一年遷化、其年暦大抵推して知るべし、
地蔵堂
鐘樓。寶暦三年鑄造の鐘を掛く
天神社
熊野社
稲荷社
八幡社
白山社
塔頭。長徳院(新編武蔵風土記稿より)
称名寺の周辺図