呑龍院。深谷市深谷町にある浄土宗寺院
呑龍院の概要
浄土宗寺院の呑龍院は、深谷市深谷町にある堂庵です。呑龍院は、西運寺十五世了呑和尚が延宝4年(1676)に開基創建、江戸期には阿弥陀堂と称していました。昭和12年刊行の「深谷町誌」では「河原念佛堂」として紹介され、「近年呑龍上人の木像安置せられ」としていることから、この頃より呑龍院と称されるようになったものと思われます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 深谷市深谷町3-81 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
呑龍院の縁起
呑龍院は、西運寺十五世了呑和尚が延宝4年(1676)に開基創建、江戸期には阿弥陀堂と称していました。昭和12年刊行の「深谷町誌」では「河原念佛堂」として紹介され、「近年呑龍上人の木像安置せられ」としていることから、この頃より呑龍院と称されるようになったものと思われます。呑龍上人は太田大光院を、祐天上人は祐天寺を創建した浄土宗の名僧です。
新編武蔵風土記稿による呑龍院の縁起
(深谷宿)
彌陀堂
村民持、
鐘樓。正徳五年鑄造の鐘を掛く、(新編武蔵風土記稿より)
「深谷町誌」による呑龍院の縁起
河原念佛堂
一、寺號 念佛堂
二、開基 西運寺十五世了呑和尚氏 延寶四年
三、所在 深谷町大字西島元西
四、寺域 七畝十二歩
五、本尊 阿彌陀如来 木彫
六、梵鐘 正徳五年乙未六月
七、寺寶 曼荼羅
當堂には近年呑龍上人の木像安置せられ、上人關係の御堂となり毎月八日を以て縁日となし参詣者群集多大の御利益にあやかつてゐる。
傳によれば當堂には、祐天上人も来住せられたことがある由にて、上人のものしたる四面妙號を角石に刻んでゐる。(「深谷町誌」より)
呑龍院の周辺図